初めての手札誘発|灰流うららの打ちどころ【基本編】

初めての手札誘発

ガチデッキの代名詞とも言える「灰流うらら」

皆さんは使いどころを見極められているでしょうか?

例えば、お相手の使う「成金ゴブリン」

相手のライフを1000回復させ1ドローするといったシンプルな効果ですが、「灰流うらら」を打てるポイントでもあります。

さて、「成金ゴブリン」に対して「灰流うらら」を打つのは正しいのでしょうか?

もしかしたら、「成金ゴブリン」はブラフで、本命のためのうららチェックの可能性もあります。

そもそも、ランダムの1ドローのために貴重なうららを使ってしまうのは正しいのでしょうか。

定期的に再録されている「灰流うらら」ですが、いざ使うとなるとなかなか判断が難しいカードと感じられるかと思います。

加えて、対戦相手からすると、

灰流うららが入っているデッキを使われるのですね。

では私も、それなりのデッキを用意します。

などと、うららは強力な手札誘発である反面、相手からするとうららが投入されているデッキはガチ寄りのデッキであると判断されるかもしれません。

(泣く泣くうららの投入を諦めた方もいるのでは…?)

せっかく有用で強力な、そして割と高価な「灰流うらら」を使うのであれば、事前に予備知識を持っておきたいですよね?

今回は、そんな『灰流うらら初心者』の方に向けた、基本的なうららポイントをまとめました。

この記事(シリーズ?)を通して、少しでも多くのうらら初心者の方にお役立ちできればと思います。

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結論

  • 基本|単純なドローに対しては使わない
  • 基本|テーマの最強のサーチポイントに使う
  • 基本|(自分後攻)先攻相手ターンに打ちどころがなくても問題なし
  • 基本|召喚権を使った上で相手の手札が0枚の場合、どんな効果でも使うべき

あくまでも基本のうららの使い方として列挙しました。

うららは相手からしても非常に厄介なカードであるとわかっているため、本命の展開前にブラフを交えてくることでしょう。

ブラフと本命を交える読み合いの中で、いかに上手くうららを使えるか。

この辺が「灰流うらら」を使う醍醐味と言えるかもしれません。

次章以降では、それぞれのシーンにおけるうららポイントに対して詳しく解説していきます。

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基本的な考え方

基本|単純なドローに対しては使わない

基本的に、単純なドローに対しては、うららを投げません。

理由として、

  • 不明手札に対して手札の質が高まっても、うららを投げづらい
  • ブラフである可能性
  • 見過ごした後にもうららチャンスがある可能性

などが挙げられますので、やはり温存する方が良いでしょう。

多くのデッキの展開カードは1・2枚初動が基本です。

それらのカードに対してうららを投げることが基本的な戦略となります。

基本|テーマの最強のサーチポイントに使う

十把一絡げに、「うららはここに打て!」とまとめることはできません。

それだけテーマによってうららポイントが異なるということです。

ただし、各テーマには明確にうららに打たれ弱いポイントが存在する傾向にあります。

こちらにつきましては、後日別記事で整理する予定ですので、もう少々お待ちください。

ただ、何も指標が無いのも判断に困るかと思います。

あくまでも考察の起点となるうららポイントをお伝えすると、基本的に召喚・特殊召喚時にテーマ内のカードをサーチする効果に対しては打ってしまっても問題ないように思います(当然裏目はあります)。

(裏目の例)
手札の多い状況の「E-HERO エアーマン」召喚時
手札の多い状況の「スネークアイ・エクセル」の召喚時 など

こちらに関しては、手札があと何枚か、展開のパターンがどうか、お相手の表情がどうか、といった、「経験則という名の勝率を上げるテクニック」がものを言うのでしょう。

うーん、いつか言語化したい……。

基本|(自分後攻で)先攻相手ターンに打ちどころがなくても問題なし

お相手が上手にうららケアをしてきた場合、うららの打ちどころが無く、手札に残ってしまう場合があります。

しかし、このような場合は仕方がないと割り切ることが肝要です。

むしろ、自分のターンに発動される「増殖するG」やテーマ特有の相手ターン展開等、現代遊戯王においてうららの打ちどころに困ることはほぼありません。

間違っても、打てるからと言って展開途中の単純な1ドロー効果にうららを使わないように気をつけましょう。

基本|召喚権を使った上で相手の手札が0枚の場合、どんな効果でも使うべき

最後に紹介する基本的な使い方は、勝負の大詰めのとき。

お相手の反撃の芽を完全に潰しきる手段としての活用です。

この際に限っては、単純なドロー効果であってもうららポイントと言えます。

お相手からしたら普段以上にストレスのかかる場面となりますので、普段以上に謙虚に効果宣言を行いましょう。

古くは「サンダー・ボルト」、近年では「ライトニングストーム」「拮抗勝負」のように、1枚のカードから有利不利がひっくり返るカードが多く存在します。

そういった逆転カードも引き寄せないような、確実に勝ち切るプレイングを普段から心がけましょう。

その他のうららポイントについて

「増殖するG」受けとしての役割

先述していますので割愛。

重要な使い道ということで、備忘録として見出し化しています。

各種壺

各種壺は何かをコストに2枚ドロー、もしくはデッキトップ3枚以上の中から選んで手札に加える効果を持ちます。

うららを使いたくなるポイントですが、我慢して温存しておくことが基本であると考えます(経験則より)。

例えば、強欲で貪欲な壺は「天盃龍」や「ピュアリィ」など、1枚で強力なサーチ効果を持つテーマに採用される場合があります。

その他汎用カード

カード名評価備考
サイバネット・マイニング「斬機サーキュラー」をサーチされ斬機展開 or サイバース展開の起点となる
スモールワールドVSの下級サーチになるが、基本的には見過ごし
スネークレイン溟界展開の起点となる
左腕の代償インフェルノイド展開の起点となる
隣の芝刈りインフェルノイド展開の起点となる
おろかな埋葬多くのデッキの展開の起点となるが、基本的には見過ごし
増援多くのデッキの展開の起点となるが、基本的には見過ごし

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